WordPressで会員サイトを作りたいと考えたとき、まず候補になるのが会員サイト用のプラグインです。
会員登録やログイン、限定コンテンツの公開などをプラグインで実装すれば、WordPressでも会員制サイトを構築できます。
ただし、実際に作ってみると「プラグインを1つ入れれば簡単に完成する」とは限りません。

当社でも、WordPressのプラグインを使って会員サイトを自作した経験があります。最終的には作れましたが、想像していた以上に苦戦しました。
この記事では、実際にWordPressで会員サイトを構築した経験も踏まえながら、おすすめのプラグイン3つと、有料会員サイトを効率よく運営したい場合の選択肢を紹介します。
無料会員向けのシンプルなサイトなら、無料プラグインでも十分です。
一方、有料会員・継続課金まで含めて運営する場合は、決済と会員管理を連動できる仕組みを選ぶのがおすすめです。
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WordPressで会員サイトを作るにはプラグインが便利
WordPressにはユーザー登録の仕組みがありますが、そのままでは本格的な会員サイトを運営するには機能が足りません。
そこで、会員サイト用のプラグインを追加し、必要な機能を補っていく方法が一般的です。
たとえば、会員サイトでは次のような機能が必要になります。
- 会員登録
- ログイン・ログアウト
- 会員情報の管理
- 会員限定ページの設定
- 会員ランクによる閲覧制限
- 有料会員の決済
- 月額料金などの継続課金
- 退会者のアクセス停止
無料会員だけのサイトであれば比較的シンプルですが、有料会員サイトになると「決済した人だけ見られる」「退会したら見られなくなる」といった連携も必要になります。
実際にWordPressのプラグインで会員サイトを作って感じたこと
当社では過去に、WordPressのプラグインを使って会員専用サイトを自作したことがあります。
その経験から感じたのは、WordPressで会員サイトを作ること自体は可能ですが、初心者にとって必ずしも簡単ではないということです。
会員サイトの作り方を解説している情報が少なかった
私が会員サイトを作ったときは、YouTubeなどで構築方法を調べながら進めました。
しかし、通常のWordPressサイトの作り方と比べると、会員サイトの構築方法を詳しく解説している情報はかなり少ない印象でした。
解説動画自体は見つかるものの、数年前に公開されたものも多く、現在とは状況が変わっているケースがあります。



「この動画どおりに進めれば作れそう」と思っても、紹介されているプラグインがすでに提供終了していたり、管理画面が変わっていたりすることがありました。
アップデートで操作方法が変わることもある
WordPressのプラグインは定期的にアップデートされています。
セキュリティや機能改善という意味ではアップデートは重要ですが、古い解説記事や動画を参考にすると、現在の画面と説明内容が一致しない場合があります。
特に会員サイトは、会員登録・ログイン・権限・決済など複数の設定が関係するため、一か所違うだけでも「なぜ動かないのか」が分かりにくくなります。
複数のプラグインを組み合わせる必要があった
さらに、当時私が構築した会員サイトでは、1つのプラグインだけで必要な機能をすべて実現できませんでした。
会員管理にはこのプラグイン、別の機能には別のプラグインというように、複数のプラグインを組み合わせて構築しました。
細かな構成は現在とは異なる可能性があるためここでは再現しませんが、最終的には無事に会員サイトを作ることができました。
ただ、実際にやってみた感想としては、「できたけれど、かなりややこしかった」というのが正直なところです。



特に有料会員サイトを作るなら、「ページを会員限定にできるか」だけでなく、決済・会員管理・退会処理まで含めて考えておいた方が運営は楽になります。
WordPress会員サイト用プラグインの選び方
無料会員サイトか有料会員サイトか
まず確認したいのが、無料会員だけを対象にするのか、有料会員から料金を受け取るのかという点です。
たとえば、次のような用途なら無料プラグインでも対応しやすいでしょう。
- 社員・スタッフ専用ページ
- 無料登録者限定の記事
- 購入者向けの補足ページ
- 特定ユーザーだけが閲覧できる情報ページ
一方、オンライン講座やオンラインサロンなどで月額料金を受け取る場合は、決済まで含めて検討する必要があります。
決済と会員権限を連動できるか
有料会員サイトでは、ここが特に重要です。
会員が料金を支払ったら閲覧できるようになり、解約や未払いになったら閲覧できなくなる仕組みがあると、管理の手間を大きく減らせます。
会員数が少ないうちは手作業でも対応できますが、人数が増えるほど「決済」と「アクセス権限」が別管理になっていることが負担になります。
1つでどこまで機能をまかなえるか
プラグインを追加すればWordPressの機能は拡張できますが、数が増えるほど管理も複雑になります。
また、複数のプラグインを組み合わせると、アップデート時に相性の問題が起きる可能性もあります。
そのため、会員登録・コンテンツ制限・決済など、必要な機能をできるだけ少ない仕組みで実現できるかも確認しておきましょう。
情報やサポートを見つけやすいか
機能だけでなく、困ったときに情報を見つけられるかも重要です。
海外製プラグインの場合、公式ドキュメントが英語中心のものもあります。
WordPressに慣れている人なら問題ありませんが、設定に不安がある場合は、日本語のマニュアルやサポートが用意されているサービスの方が運営しやすいでしょう。
WordPress会員サイト用のおすすめプラグイン3選
ここからは、WordPressで会員サイトを作るときに候補となるプラグインを3つ紹介します。
無料で始めやすいものから、有料会員サイトを本格的に構築できるものまで、それぞれ特徴が異なります。
| プラグイン | 特徴 | おすすめの人 |
|---|---|---|
| Simple Membership | 無料で始めやすく、閲覧制限や会員レベルを設定可能 | シンプルな会員サイトを作りたい人 |
| Paid Memberships Pro | 会員管理・決済・コンテンツ制限など多機能 | 細かくカスタマイズしたい人 |
| MemberPress | 有料会員サイト向けの機能が充実 | WordPress内で本格運用したい人 |
1.Simple Membership|無料でシンプルな会員サイトを作りたい人
Simple Membershipは、WordPress.orgからインストールできる無料の会員サイト用プラグインです。
投稿や固定ページを会員限定にしたり、複数の会員レベルを作って閲覧できるコンテンツを分けたりできます。
- 無料会員・有料会員を設定できる
- 会員レベルを複数作成できる
- 投稿・固定ページを保護できる
- 一部のコンテンツだけを保護できる
- StripeやPayPalなどとの決済連携に対応
- 継続課金にも対応
無料で始められるため、まずWordPressで会員サイトを試してみたい人には使いやすい選択肢です。



「会員登録した人だけ記事を読めるようにしたい」といった比較的シンプルな用途なら、最初から高額なサービスを契約する必要はありません。
ただし、独自の運用方法や複雑な機能を実現しようとすると、追加設定や別のプラグインが必要になる場合があります。
2.Paid Memberships Pro|機能を細かく作り込みたい人
Paid Memberships Proは、会員制サイト向けの機能が豊富なWordPressプラグインです。
無料のコアプラグインが用意されており、有料プランやアドオンを使うことでさらに機能を拡張できます。
- 投稿・固定ページ・カテゴリーなどの閲覧制限
- 複数の会員レベル
- 無料・買い切り・継続課金
- Stripe・PayPalなどとの連携
- 段階的にコンテンツを公開する機能
- WooCommerceなどとの連携
自由度が高いため、WordPressの中で会員サイトを細かく作り込みたい人には向いています。
一方、設定項目や拡張機能が多いため、WordPress初心者にとっては少しハードルが高く感じる可能性があります。
3.MemberPress|WordPress内で本格的な有料会員サイトを作りたい人
MemberPressは、有料会員サイト向けの機能が充実したWordPressプラグインです。
会員プラン・継続課金・コンテンツ制限などをまとめて管理でき、WordPress内で本格的な会員サイトを構築できます。
- 複数の会員プランを作成できる
- 月額・年額などのサブスクリプションに対応
- 会員ごとにコンテンツを制限できる
- 料金ページを作成できる
- オンライン講座やコミュニティ機能も拡張できる
WordPressの中で有料会員サイトを完結させたい人には、有力な選択肢です。
ただし、有料サービスであり、公式情報は英語が中心です。英語のドキュメントを確認しながら設定できる人や、WordPressの操作に慣れている人に向いています。
プラグインだけでの運営が大変ならTAKETINも選択肢
WordPressのプラグインを使えば、会員サイト自体は構築できます。
ただ、有料会員サイトになると、サイトを作ることに加えて、決済・継続課金・会員情報・入退会・閲覧権限などの管理も必要になります。
私自身、複数のプラグインを組み合わせて会員サイトを作った経験がありますが、「この機能にはこのプラグイン」と設定していく必要があり、運用まで考えるとかなり複雑だと感じました。
こうした会員制ビジネスの運営までまとめたい場合に候補になるのが、TAKETIN(タケチン)です。
WordPress側では会員向けコンテンツを公開し、会員情報や決済状況はTAKETIN側で管理します。
- WordPressの既存サイトと連携できる
- 会員専用ページを作成できる
- 完全非公開・一部限定公開を選べる
- 会員種別によって閲覧内容を変更できる
- 申込み・決済とアクセス権を連動できる
- 退会・未入金時にアクセス権を自動で停止できる
- 複数のWordPress会員サイトを管理できる
特に魅力を感じるのが、決済状況とWordPressの閲覧権限を連動できることです。
申込み・入金後は対象コンテンツを閲覧でき、退会や未入金になればアクセス権も自動で変更されます。



自分で会員サイトを作った経験があるからこそ、決済・会員管理・閲覧権限を別々に管理しなくてよい点は大きなメリットだと感じます。
一方、TAKETINは無料プラグインではありません。
ライトプランは月額9,800円(税別)からとなっているため、無料会員ページを少し作りたいだけであればオーバースペックです。
TAKETINの評判や口コミでもご説明している通り、オンライン講座・有料コミュニティ・サブスクなど、継続的に料金を受け取る会員制ビジネスを運営したい人に向いています。
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WordPressプラグインとTAKETINはどちらがおすすめ?
WordPressプラグインとTAKETINは、どちらが優れているというより、作りたい会員サイトの規模や運営方法によって向き不向きがあります。
できるだけ低コストでシンプルに始めたいのか、決済や会員管理まで含めて運営負担を減らしたいのかで選ぶと分かりやすいでしょう。
| 目的 | おすすめ |
|---|---|
| 無料会員だけの限定ページを作りたい | Simple Membershipなど |
| WordPress内で細かく作り込みたい | Paid Memberships Pro |
| 本格的な有料会員サイトをWordPress内で作りたい | MemberPress |
| 決済・継続課金・会員管理までまとめたい | TAKETIN |
| 複数プラグインの管理をできるだけ減らしたい | TAKETIN |
| オンライン講座・有料コミュニティを長期運営したい | TAKETIN |
特に有料会員サイトの場合は、サイトを作るところだけでなく、運営開始後の手間まで考えておくことをおすすめします。
会員数が増えると、入金確認・会員登録・プラン変更・退会・未入金などの処理も増えていきます。
「最初に安く作れるか」だけではなく、「会員が増えても無理なく管理できるか」まで含めて選ぶことが大切です。
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WordPress会員サイトを作るときの注意点
WordPressなら比較的自由度の高い会員サイトを作れますが、通常のWebサイトより管理項目は多くなります。
長期的に運営するのであれば、構築後のことも考えておきましょう。
プラグインを増やしすぎない
必要な機能を追加していくうちに、プラグインの数が増えすぎることがあります。
プラグインが増えるほど、管理するアップデートも増え、組み合わせによって不具合が発生する可能性もあります。
できるだけ少ないプラグインで必要な機能を実現できる構成を考えましょう。
古い解説記事だけを参考にしない
WordPressやプラグインは頻繁にアップデートされるため、数年前の情報では現在の画面と異なる場合があります。
私自身も、古いYouTube動画を参考にした際、紹介されている内容と現在のプラグインの状態が違って苦戦した経験があります。



解説を見るときは公開日・更新日も確認し、できれば公式マニュアルと照らし合わせながら設定するのがおすすめです。
アップデートとセキュリティ対策を続ける
会員サイトでは、通常のWebサイト以上にユーザー情報を扱います。
WordPress本体・テーマ・プラグインを適切に更新し、バックアップやログイン対策なども行いましょう。
会員サイトは「作ったら完成」ではなく、その後も安全に運営し続けることが重要です。
WordPress会員サイト用プラグインに関するよくある質問
最後に、WordPressで会員サイトを作る際によくある疑問をまとめます。
無料プラグインと外部サービスのどちらを選ぶか迷っている方も参考にしてください。
WordPressで無料の会員サイトは作れますか?
はい。Simple Membershipなど、無料で利用できる会員サイト用プラグインがあります。無料会員向けの限定ページなど、シンプルな用途であれば無料プラグインでも対応できます。
有料会員サイトにも無料プラグインは使えますか?
決済に対応している無料プラグインもあります。ただし、継続課金・退会・未入金と閲覧権限の連動など、運用全体まで考えると追加設定や外部サービスが必要になる場合があります。
会員サイトを作るには複数のプラグインが必要ですか?
必ずしも必要ではありません。作りたい機能によって異なります。ただし、会員登録・決済・プロフィール・コンテンツ制限などを個別に追加すると、複数のプラグインが必要になることがあります。
TAKETINはWordPressプラグインですか?
TAKETINそのものはWordPressプラグインではありません。会員管理・決済・継続課金などを管理するTAKETIN MPと、公式WordPressプラグインを連携することで、既存のWordPressサイトを決済連動型の会員サイトとして利用できます。
まとめ|WordPress会員サイトは「作った後の運営」まで考えて選ぼう
WordPressには会員サイト用のプラグインがあり、無料でも会員限定ページを作ることができます。
シンプルな会員サイトであれば、まずは無料プラグインから始める方法でも十分でしょう。
一方、有料会員・オンライン講座・コミュニティなどを運営する場合は、サイトを作ることだけでなく、決済や退会を含めた運営全体を考える必要があります。
当社でも実際に複数のWordPressプラグインを組み合わせて会員サイトを構築した経験があります。
最終的には作れたものの、情報を探したり、複数のプラグインを設定したりと、想像以上に手間がかかりました。
無料・シンプルな会員サイトならWordPressプラグイン、有料会員や継続課金まで本格的に運営するならTAKETINのような一元管理できるサービスを検討するのがおすすめです。



会員サイトは長く運営するものだからこそ、「作れるか」だけでなく「無理なく管理し続けられるか」で選んでみてください。


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